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βΩのおはなし 最終
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〜悠と話終わったあとの優斗〜
「…悠…一応考えててくれてたのか…
ははっ…ほんとに馬鹿だな…俺…
悠に迷惑しかかけてないじゃん…」
「自分から振ったくせに…
なんで今更…
なんで…好きになってんだよ……」
「…これ以上…悠には迷惑かけられないな…」
───優斗!!
…悠の声だ…
最期に…神様が聞かせてくれたのかな
────優斗!!おい!優斗!
…なんだよ…最期なんだから…神様…
そんな…
死にたく無くなるような事するなよ…
──優斗!!何してんだよ優斗!!!
あれ…これは…悠…なんでここに…
優斗!!…優斗…お前が死んだら…俺…
どんな気持ちで生きていけばいいんだよ…
なぁ…優斗…悪かったから…俺も好きだから…
お願いだから……
「悠…?」
「…ぁ…優斗…
優斗ぉ…」
「っ…馬鹿!!!何勝手に死のうとしてるんだよ!!」
「…俺…悠に迷惑しかかけてなかったからさ…
だから…もう迷惑かけない為に…」
「んだよ…そんな理由で……こんな事するなよ…
死なれたら…その方が大迷惑だよ…」
「…はは…また…悠に迷惑かけちゃったな…」
「ごめんね…悠…」
「いくらでも迷惑なんてかけていいから………
もう…こんな事するなよ…」
〜数十分後〜
「悠…」
「…なに?」
「なんで…戻ってきたの…?」
「…お土産、渡すの忘れてたから……」
「ははっ…悠は世話焼きだな…」
「それは…優斗は…僕がいなきゃなんも出来ないんだから…
さっきだって…僕がいない間にあんな事…」
「…優斗…ごめん…」
「もういいよ…生きてるんだし…
優斗がいるなら…それで結果オーライだろ」
「…なんか照れちゃうな」
「なっ、どこに照れる要素あったんだよ」
「沢山あったよ」
「…そう…」
「ねぇ…悠
好きだよ」
「ぼ、僕も…優斗の事…」
「…嬉しい」
「あの時は…逃げてごめん…」
「俺も…いきなりあんな事言っちゃって…」
「ははっ笑…お互い様だね笑」
その後、優斗と悠の2人はこれまで以上に
仲良く、そして愛し合って生きていくことになった
めでたし!!!
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