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お仕事④*
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何度もイかされて、身体を貫かれて、意識が遠くなる。
「おい、まだへたれるな小僧」
髪の毛をぐいと掴まれて、痛みで意識が繋がる。
ぼんやりした視界で、もう何も考えられない。
「奥までヤるぞ、壊れるなよ」
ぐ、っと腰を掴む手に力が込もり、ずくんと信じられないほど奥の奥まで貫かれた。
「〜〜〜ッッッッ!!!かはッッ…」
内臓を圧迫されて息が止まる。
全身を抱きかかえられ、ぎゅうと抱きしめられて最奥で熱い白濁が流れ込んでくるのを感じた。
「------っ------」
おれはそこで意識が途切れた。
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身体中がだるい。
おしりがじんじんと痛んで、あの行為が現実のものだったことを思い知らされる。
そこはベッドの上だったけど、紫音の部屋とは違う見覚えのない場所だった。
意識がぼんやりしていて、何も考えたくなかった。
浴室からシャワーの音が聞こえる。
しばらくすると紫音が浴室からでて、バスローブに着替えておれのそばにきた。
「久遠、起きた?」
答えたくなかった。
紫音がどういうつもりでおれにあんなことをしたのか、突然の裏切りを受け入れられなかった。
「起きているならお風呂にいくよ。ちゃんと中のものをださないと」
紫音はおれの態度なんか気にすることもなく淡々と、おれの手を引っ張って風呂に向かわせた。
ぐいと引っ張る力は強くて、抵抗を許さない意思が伝わってくる。
浴室に立たせるとシャワーのお湯が降ってきて全身を濡らした。
おれは無気力にそれを受ける。
「…ぁ…っ」
蕾に紫音の指が触れて、二本の指が蕾を広げる。
どろ、と中の白濁が漏れ出て気持ち悪い。
おれは立っていられなくて、目の前の鏡に手をついて腰を突き出す形になる。
「…っ…ふぁ…っん、ん…っ」
ゆっくりと解されて、奥を中指で弄られるととぷんと中の白濁がでて足を伝う。
紫音がシャワーで綺麗に洗い流して、後ろから抱きかかえた。
「よく頑張ったね。いい子だったよ」
「…っ…しおん…っ…」
それはいつもの優しい紫音なのに、受け入れるのが怖い。
「…こわかった…っ…しおん…なんで…っ」
「そう、いい子いい子」
ひとしきり泣くおれを抱いて、頭を撫でて慰めてくれる。
タオルでぼくの全身を拭いて服を着せてくれて、ベッドに寝かせると、布団に一緒に入って添い寝してくれた。
「ゆっくり休んで。今日の仕事はおしまい」
「…しおん…お仕事って…あんな怖いことするの…?ずっと…?」
「うん。狼や人間に抱かれて彼らを満足させるんだ。逆らったらいけないよ」
紫音は当然の生業のように説明する。
「なんで…っ…」
「僕らはここで生きるしかないから」
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