紅様。

こんばんわ。
ONE WAYは拝読している最中から色んな見解や裏話をtwitter上で伺う事が出来て、
更新を皆様と同時に喜ぶという(私にとっては)変わった楽しみ方が出来た作品でした。

既出ですが、私も物語の後半部分にぐっと惹き込まれました。
４人のキャラ達にとっての新しい船出のシーンは、想いが交わらないようでいて互いを理解し
尊重出来ていて、それぞれの人間性の美しさが存分に発揮されていたように感じます。
私の本来の読後感だと大団円ではないだけで切ないお話だなと思う筈なんですが、
そこは多分粂さんと桔平君の性質が関係しているのか、いっそ清々しく思えました。

ONE WAYはリズムが良くて、うわーっと読み進められるのに、しっかり心に残ります。
本当に惹き込まれるとしか表現の仕方が無いのですが、ここまでノンストップで読みたくなる
作品(作風)に出会えた事自体に読者心理としての喜びを覚えました。

あとがきに書かれておられる“いつか”が読めるととても嬉しいです。
完結おめでとうございます。素敵なお話を有難うございました。　TTMST