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19再深の呪い
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「あっ!はうんっ!」
ずちゅっ
ずちゅっ
四つん這いの脹相にのし掛かり
腰を振る
「はううっ!あっ!あっ!」
シーツを握りしめ
唇は開き
飲み込めなかった涎が溢れる
「んんっ!」
「気持ちいいんだね。良い子だ」
「あ…ぁふ…あぁ…」
虚ろな眼差しで夏油のペニスを味わう
呪霊によって自分達を孕んだ母も同じだったのだろうか?
ペニスで貫かれ
喘ぎ
精液を受け入れ
「あ…あああっ!」
快楽に身を委ね
「愛してるよ脹相」
気まぐれに愛を囁かれ
「あっ!イくぅっ!」
ペニスを締め付ける
「あ…は…」
ビクビクと震える体内に待ちわびた精液が注がれる
「脹相…」
耳元で囁かれる甘い声に
「ん…」
腰を揺らし誘った
「良い子だ…」
「悠仁すまない…寝ていたか」
漸く夏油から開放され
弟達の待つ自分の部屋に戻ってきたが
悠仁は眠っていて
「涙の跡…」
頬に残る涙の跡を舌で拭う
「悠仁…お兄ちゃん達が側に居るから…」
絶対にお前を1人にはさせない
翌朝
「やべっ!脹相のベッドで寝てた!」
慌てて身を起こす
「脹相は俺の部屋に居るのかな?」
夏油がしっかりと捕まえていたから脹相と夏油のいる自分の部屋に戻るのは気が重く
ため息を吐いていると
「悠仁、目が覚めたか?」
「脹相!」
脹相が居て
「どうした?具合でも悪いか?」
水を持ってくる
「いや、大丈夫。それよりベッド使ってごめん!すぐ戻るから!」
立ち上がろうとするも
「構わない。それにお前のベッドは夏油がシーツを洗っている」
「あ…俺のベッド使ったのね…」
苦笑し食堂に行くとテーブルの上には
「あ、壊相と血塗」
「嫌か?」
「別に。2人も飯食うの?」
「いや、食事も兄弟全員で食いたいから」
「そっか。やっぱりあんた良い兄貴だな」
にこりと笑いテーブルに着く
「皆で飯食うのってやっぱり良いよな」
楽しそうに食事をする悠仁に
「お前が元気になって良かった」
「俺元気だよ?」
不思議そうな悠仁に
脹相は微笑を浮かべ
頭を撫でた
「不味いことになったな」
「そうですね」
学長に呼び出された憂太
「特急呪霊2体による宿儺の指と受胎九相図2番と3番の強奪」
「見張りは全員殺されていた」
「脹相さんはそちらに行ってたんですね」
人体の変形と毒殺された遺体の写真に眉をしかめる
「悠仁達は囮だったんだね」
すっかり嵌められたと
五条が笑うも
夜蛾は無表情で
「捕らえた呪詛師によるとやはり虎杖悠仁は脹相と合流して呪霊達と手を組んでいた事には間違いない」
「呪霊をハナミンと呼んで庇っていましたから。脅されて従っている感じではありませんでした」
憂太がため息を吐く
「呪霊の名前まで呼んで親しげだねぇ。僕なんて会うたびに死ねって言われるし」
「それは先生の問題じゃ…」
「とにかくだ!受胎九相図の他に宿儺の指も盗まれている今!虎杖悠仁の危険度は増しており、脹相の比ではないと上も考えている」
「学長もですか?」
憂太の表情が強ばる
「ああ。生徒が危険に晒されるなら私は迷わず虎杖悠仁を祓う」
「そんなの僕がさせないよ」
表情を変える五条に
「私もできればやりたくはないが、先日の宿儺顕現を見れば警戒も強くなる。しかも悠仁自身がコントロールしていた」
「だから悠仁の捕獲が重要でしょ?悠仁に僕達が害を及ばさないと…」
「誰のせいで悠仁が我々を敵認定していると思っている!」
「…虎杖君は高専に来ない方が良いかも…」
プロレス技をかけられる五条を見つめ
憂太はため息を吐いた
「さて、これからどうするか…」
テーブルに壊相と血塗を置き
脹相と悠仁が向かい合う
「他の弟達は死んではいるが、俺は気配を辿れる。今回の侵入で警備はザルだったし」
「でも今からは警備がきつくなるんじゃね?」
脹相としては呪霊達から離れたがっているようで
「受肉すると欲が出てくる」
瓶を撫でる
「脹相は弟達と一緒に居るのが願いだもんな」
自分と言えば未だに定まらず
「俺は居場所はここで良いとも思ってる」
呪霊達は自分を都合の良い道具としてしか見てないが
「あの人が夏油先生でいる限りは一緒に居たい…」
自分が脹相にとって足枷となっていることは理解しているが
「お前は自分の考えで動け。お兄ちゃんの手がいるならいくらでも貸す」
「だよな」
脹相だけは裏切らないし
離れない
「そういえば壊相と血塗も受肉?するの?」
受肉に脹相の眉がピクリと動く
「それは決めていない」
「そうなんだ。こいつらと話ができれば脹相も良いかなって思ったんだけど」
瓶を眺める悠仁に脹相が口を開こうとしたが
「脹相。あ、悠仁も居たんだ」
「真人」
真人が入ってくる
「ノック位しろ。そして死ね!」
「脹相!真人どしたん?ついでにノックして…」
「ノックっているの?」
「エチケットだよ」
「今度から気を付ける。それより壊相と血塗を受肉…」
「…っ!悠仁の前では止めろ!殺すぞ!」
脹相がいきなり真人の首を掴む
「脹相止めろって!俺に聞かれたくない話なら俺出ていくから」
「お前が出る必要はない。こいつが死ねば良い」
「俺死ぬ前提?と言うか悠仁には内緒だった?
」
「もういい!死ね!」
首にかける腕の力を強める
「脹相!」
脹相を止め
「俺夏油先生の部屋に行くから話しなよ」
「ゆ…」
部屋を出る
「ごめんね。悠仁には内緒だった?」
「悪いと思うなら死ね!今すぐ死ね!」
瓶を懐にしまう
「ごめんごめん。それより受肉なんだけど」
「器になる人間の条件か?…」
「悠仁、またあのおっさんとやるのか?」
夏油の部屋のドアをノックしようとした悠仁に重面が話しかける
「うっさい!お前らのせいで集中でき…普通に報告だよ!」
不愉快そうにする悠仁の肩に馴れ馴れしく腕を乗せる
「ウザいんですけど!」
「そんな顔すんなよ。数少ない人間仲間だろ?」
「お前と仲間だなんて考えた事もない」
嫌悪感丸出しの悠仁に
「ああ、お前宿儺の器だったな。しかも兄貴も呪霊で。呪霊に味方するのも分か…」
ばきぃっ
悠仁の拳が重面の頬を穿つ
「うるせーよ。何ならもう1発食らいたいか?」
拳を再度構えると
「あー!もう!君もしつこいな!」
バン
勢い良くドアが開く
「悠仁も大事な私の生徒だ。おもちゃでは…悠仁?」
怒りの表情だったが
悠仁の姿に驚きの表情に変わる
「あ、ごめん先生、今大丈夫?」
「ああ、悠仁。良いよ、部屋も片付いたし」
直ぐに笑顔に戻り悠仁の肩を抱く
「ちょお!またおっさんとやるの?」
唖然とする重面の顔に
「君、喧嘩を売る相手は選んだ方が良いよ」
夏油は笑い
悠仁を連れて部屋に入った
「で、俺の報告は以上!」
「そうか。ありがとう」
「あの伏黒って奴も強かった」
「伏黒?ああ、禪院家の養子ね。術式は式神を使った物だ。彼も天才と呼ばれている。無事で良かったね」
「そうなんだ。あ!後脹相が受肉の話を嫌がるんだけど先生何か知ってる?」
「ああ。それは悠仁が脹相を嫌いになるからさ」
「俺が?何で?」
悠仁が椅子に座ろうとするも夏油はベッドに座らせ
隣に座る
「脹相も元々は受胎九相図と言う呪物なのは知っているね?彼らは宿儺と同じで人間の体を使って顕現する」
「うん」
「君は自我を保っているから気付かないけれど、脹相の器は自我はない」
「あっ!そう言えば…」
「通常は受肉した時点で体の持ち主は呪霊に乗っ取られ死んでいる」
その言葉に悠仁は青ざめる
「じゃあ俺も…宿儺に乗っ取られてた…」
「うん。夏油君も脹相も知っていて君に指を食べさせた」
「それでか」
妙に納得した
「脹相は自分の弟を危険に晒した後悔が残っているんだろうね」
頭を撫でる
「俺は別に…脹相は良い奴だし、夏油先生がクズなのも今更だし」
夏油の肩に頭を乗せる
「脹相にはまた話すよ。俺も呪いについてもっと知らなきゃだし」
「そうだね。それと…」
頬に軽くキスをする
「して欲しいことがあるならちゃんと言わないと駄目だよ」
「うん。先生とヤりたい。昨日はうるさくて集中出来なかった」
拗ねた様な物言いに
「それは悪かったね」
夏油は笑った
「今日はじっくりとしてあげるよ」
あの男にも刻み付けるためにも
「ん…ぁ…」
夏油の指の感触に集中する
自分の肌を滑り
舌が敏感な部分を刺激する
「は…先生気持ちいい…」
夏油にしがみつき
髪の香りを嗅ぐ
(大好きな先生の匂いだ)
大好きな人
しかし中身は違う
「あっ!あふ…ぁ…」
膝を合わせ
誘うように擦る
「あ…もっと欲しい。キスマークも」
熱い吐息を漏らし
夏油を誘う
「ああ。一杯あげるよ」
(こいつは先生じゃない。先生じゃない)
「先生大好き」
(呪言は一人前だな)
「ああ。可愛いね」
(無能のクセに必死過ぎて可愛い猿だ)
頭を撫で笑いかける
「んんっ!は…」
ズボン越しに股間を撫でる夏油に腰を揺らす
「気持ちいい」
(こいつは先生じゃないけどセックスは気持ちいい)
悠仁が口を開け
舌を出せば
夏油も舌をだし唇を重ねる
「んんぅ…んっ」
ズボンの中に手を差し込む
「んくっ!んんっ!あ…」
夏油の掌の中でペニスがびくりと震える
「んあ…は…」
「一回イかせようか」
悠仁のペニスを握り強く擦る
「ああっ!ん!」
夏油にすがり付き腰を揺らす
「イくぅっ!あっ!」
ビクビクと背をそらし
精液を放つ
「昨日の今日で元気だね」
精液で濡れた掌を見せると
悠仁はティッシュでぬぐう
「…脹相みたいに舐めるかと思った」
「こんな不味いの舐めねーし」
「だよね」
にこりと笑う
「正直な君は可愛いよ」
「ぅん」
掌に頬を擦り付ける
「先生大好き」
「ああ」
素直に体を開け
あいつを誘い出す
「あっ!あっ!うっ!」
アヌスにふしくれだった指が抜き差しされる
「あんんっ!ああっ!」
悲鳴のような声を上げ
夏油に爪を立てる
「いつもより敏感だね。そんなに良いんだ」
「うんっ!うんっ!先生が欲しい。一杯欲しい」
潤んだ眼差しが夏油を捉える
「ああ」
もっと欲張れ
「実に不愉快だ…」
いっそ殺してしまおうか
「小僧に絶望を味あわせてやろうか」
続く
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