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「ごめん、なんでもない」
「……カナタがいいならいいけどさ……。何のことだかわかんねぇけど、俺だってカナタと同じだよ、きっと」
「そんなことない。僕と違ってイツキは優しいから。誰のことも、ちゃんと思いやってるし」
僕はホストとして、仕事でしか関わらない相手に対して、そんなに心を込めて接することはできない。
でもイツキは違う。例え仕事でしか関わらなくてもきちんと相談に乗って、きちんと心を砕いている。
そんなことをしていたらイツキが死んでしまいそうで怖いけれど、イツキは強くて、だから心配しつつも何も言えずにずるずると微妙な関係性を引き摺っていた。
「…俺が優しい?こんなことされながらカナタはそれを言えんの?」
「ちょっ……あっ……ん、んんっ……ひゃっ」
爪先で下半身のそれを引っ掻くように触られ、僕は思わず声を上げた。右手で慌てて口を塞ごうとするもそれは間に合わず、イツキの手に絡み取られて終わる。
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