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やっぱり、と思いながらごくりと唾を飲む。この目は、見たことがある。それも、もう何度も。
「……なんでもない」
「…案外余裕あるんだな?カナタ。お前、これからお仕置きされるって分かってんの?」
挑発するような話し方に鳥肌が止まらない。もがこうにも、両腕を拘束されたままできることなんて限られている。
それに加えてもう既に僕は何度もイかされているぶん、体力も落ちているのだ。イツキはまだ一回も達していないにも関わらず。
「……ない、余裕なんて」
「そうか」
イツキの対応が冷めてきたと思ったその時、嫌な音が聞こえた。何度か聞いたことはあるがあまり好きではない機械音。
嫌な予感に少し上半身を浮かすと、その音の出ている地点を手に持ったままのイツキが振り返った。
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