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3-④
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「てかっ、ひ、酷ッ!!お、俺はヘタレじゃねぇ。キスしようとしたんだよッ
なのに、お前の声が聞こえるし、顔もよぎって…し、したらっ、っ」
「玲二さん?」
「体が熱くなってくるし…もう最悪だよ…う、うぅ」
可愛い子が目の前で目を瞑って待っててくれる事なんか、今までもこれからも一生ないのに
そんな美味しい状況を俺はみすみす逃したばかりじゃなく、こんな、こんな毒舌狼にドキドキするなんて…
「泣かないで下さいよ。いい大人が号泣しているのを見ると、これ以上にないくらい……みすぼらしくて、ウザいです」
「ウザーーーッ」
「そんな体にした私のせい……と言う事なら、分かりました」
「へ?」
「何とかして欲しかったんですよね?」
「え?……え?」
何だろう?
ニキの目が光った様な感じが…する、んだけど…
いや、それよりも何で俺、押し倒されてんの?
「これも恩返し……責任、とりましょう」
(も、も、も~~止めろぉおお!)
ぬかるんだ水音を立てて、熱い塊が奥へ、そしてすぐさま入口まで抜かれ、また内壁を擦り俺の中をいっぱいに埋めていく
四つん這、しかも腰だけを高くさせられた屈辱的体勢
なのに……
「ッ、あ!、ああ!、あッ!」
男にあるまじき喘ぎ声が止まらない
「慣れるの早過ぎですから、玲二さん。そんなに私のが気持ち良いんですか?
そんなんじゃ、彼女とキスはおろか、その先なんて無理ですよ?」
「う、うるせぇ…く、ぅぅ」
「仕方ありませんね。女性としなくても………ヘタレ玲二さんならしたくても出来ませんか。
なら、ッ、それでも大丈夫な様にしてあげますから、安心して下さい」
「だから、ヘタレじゃっ、ひっ!ん、ん、…ぁあっ」
突然、キュッと摘ままれた乳首から
緩やかな痛みと、堪え難い快感が走る
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