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「何笑ってるんだよ」
下からヒロが俺を見上げて頬を
撫でる。
「笑ってる?」
笑ってるつもりなんて無かったから
ちょっとびっくりして聞き返す。
「何かいやらしい顔してる。」
ヒロの手が俺の髪を掻き上げる。
「そんな顔してないよ。」
「してるよ」
そう言ってヒロが俺の手を引っ張って
胸に抱く。
抱き締められた胸は広くて、全てを委ねても受け止めてくれそうだって錯覚しそうになる。
「さっきの、恥ずかしかったからかな」
「さっきの?」
ヒロの声色は、明らかに面白がってて、分かってるくせに聞き返してる。
「もしかして、酔いさめた?」
「んー、だな。汗かいたから。」
まるでスポーツでもした後みたいな言い方がおかしくて笑う。
「もうちょっと酔っててくれても良かったのに。」
何でだよ、ってヒロが俺を覗き込む。
「だって、酔ったヒロ…」
「酔った俺が?」
「可愛かったから。」
「はぁ?こんな年上捕まえて何言ってんの?」
ばっかじゃねーの、って言うヒロが何だかてれてるみたいに見えて面白い。
「いっつも、ヒロにからかわれてばっかだから。」
仕返しだよ。ヒロの顔を見つめて笑う。
「つーかさ、ゆう」
「何?」
「ヤってる最中に話なんてできなぁい、って言ってなかったっけ?」
わざと俺の声色をマネをしたヒロを睨む。
「だって…今は」
そう言うと、ヒロが腰を緩く突き上げる。
「は…ぁ、ん」
繋がったままの中が蠢く。
「今はなに?」
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