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朝エッチ
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「……暑ぃ…寝てらんねェ…」
梅雨入りで朝から湿度が高くて蒸し暑かった
ジメジメしてて生ぬるい
昨夜は雨の効果で若干の涼しさは感じてたが今朝は気温が高くて寝苦しい
地味にじわじわ襲ってくる熱気に目が覚めた
換気も兼ねて戸を開けてみるも僅かな熱風しか感じない
「うわ、コイツは暑くないのか?この状態でよく寝れんな…尊敬するわ」
隣を横目で見遣ると繭のように布団にくるまって転がっている善逸を見付けて、ソレごと引き寄せる
顔だけ出させると幼さの残るあどけない寝顔は汗に濡れている
額に張り付いている髪をそっと掻きあげて口付けてみるも一向に起きる気配はない
ここ最近は互いに忙しくて接触する機会が激減してたから禁欲生活が続いていた
ご無沙汰だったのもあって派手に媾ったから無理させちまったか…どうも具合が良すぎて加減が出来ない
「そう言えば早朝稽古があるから起こして欲しいって昨夜言ってたような…」
そろそろ起こさないとマズイような気もするが、よく寝てるから起こしたら可哀想な気もする
行かせてしまったら暫く帰って来ないから本当は行かせたくない
複雑な思いを抱えて起こすか否かを考えながら柔らかそうな頬っぺを軽く撫でてみる…と
「ん…っずい、さん…」
俺の手に反応したのか猫みたいにスリスリと甘えるように擦り寄ってきた
寝ながらも俺の事考えてくれてる?だったら嬉しい
じっくり凝視していれば、まるで惹きこまれるように瞼や額に唇を押し付けてみる
寝込みを襲うという罪悪感は最初だけ
善逸の柔らかな肌は吸い付くようで気持ち良いから夢中になって唇が欲してしまう
理性なんか持ち合わせていない俺は気が済むまで起こさない程度に繰返し唇を寄せていく
安易に寝てるのが悪い
好きな奴が目の前で超が付くほど無防備だったら誰でも邪な気持ちを抱くよな?!
俺は間違ってないと自分を正当化しながらもう一度、柔肌に口付けを落とす
まだ唇は奪ってないけど…ヤバイ。癖になりそう
コイツもコイツで鈍い。何で起きないの?このままだと俺、止まんなくなるぞ?
「…ん……むぅ…」
「うーん、…可愛い…」
しつこくちょっかいを出し過ぎたか唇に狙いを定めた途端にそっぽを向くように反対側に寝返った
無意識でもそう拒否られると萌える
何とか振り向かせようと布団を剥ぎながら引き寄せる
すると、隙間からチラ見えする素肌や至る部分が妙に官能的に映って無性に触れたくなってきた
一番に視界に入った小振りで可愛い息子さんの誘惑に抗えず手を伸ばしてみる
本体はさておき分身から起こしてやろう
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