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2ー秀視点ー
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ー…6時30分…
まだきー兄は起きてない時間。
俺はだるい体を動かして鏡の前で傷に触れる。
「……大丈夫。きー兄は俺が守るから…」
きー兄を起こしに行こう。
きー兄ってば、朝に弱いなんて…ほんっと可愛いなぁ。
「きー兄起きてー。きー兄、きー兄ってばー。起きてー。」
「ん?あれ?秀?」
「そうだよーもー。きー兄は朝に弱いなー………………まぁそこが可愛いんだけど…」
あ、やばい。つい本音が…
「なんか言った?」
ここは自分の性格に任せて天然っぽく誤魔化す
「なんでもないよー。」
「そっか、んーー……用意しないとなぁ……」
きー兄が天然でよかった。
いつものようにきー兄と一緒にご飯を食べる。
俺は大食いだからきー兄より食べるのが遅いけど…
きー兄自分の部屋行っちゃった。
忘れ物かな?……それとも?
___________
「きー兄〜食べ終わったよ〜学校いこー。」
「あ、うん。よし、行こっか。」
一緒に部屋を出る。
ずっと、きー兄と一緒に居れたらいいのにな。
この、幸せな日常がずっと続いてくれたらいいのにな。
だから俺は…きー兄を…もう、あんな危険な目にあわせないよう………
________守る。
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