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118.どうして?
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「おまたせ。辰巳。」
「お、おう!夏芽か...」
あれって一体なんだったのだろう...
俺はあれを聞いたあと直ぐに銭湯に行き考え込んでいた。
「...ん...誘ってる...?」
「は?」
「だって...股開けすぎじゃない?」
「え...あっ...」
俺は夏芽に言われ下を見ると、俺のが丸見えで赤面する。
1人だったから大の字でくつろいでいたのだ。
「俺じゃなくて組のやつらの誰か来たらどうすんの?襲われてたかもしれないでしょ?」
「あ...ごめん。」
「そうだよ。ほんと気をつけて。Subだからね...」
「あー分かってる!うん...分かってるから...」
夏芽こういうとこ嫉妬深いんだよな...Subだからいつ襲われるか分からないだろ?っていうのが昔からの口癖だ。
「それで何悩みこんでるの?辰巳」
「え...いや...」
あの件については触れない方がいいのかもしれない。もしかしたら、時期に言おうとしてるのかもだし...
俺から聞く必要も無いか...
「ん?」
「あ...その、風呂上がったら真彦のとこ行ってくる!」
「え...?なんで?」
あー咄嗟に予定もないことを言ってしまった...
「その、、あれだな!ちょっと勉強教えに行くんだ!」
「そう...わかった。早く帰ってきてね?」
「うん...あと、真彦携帯持ったらしくて連絡先聞かれてて交換したいから携帯ちょうだい?」
こないだ夏芽に隠れてこっそり言われたのだ。
「だめ。」
「え?」
「それはダメ。」
「なんで???」
「...ダメだから。」
「は??いいじゃん。連絡先ぐらい...しかも、2週間後帰るんだぞ?」
「だめ。」
「なんでだよ!!ケチ...」
そうか...真彦はだから隠れて俺に言ったのか!堂々と言ったらこうやって拒否られるから...
なら...俺は!!
「わかった。じゃあ、やめとくよ。」
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