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★離したくない温もり 4
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そんな可愛い姿を見せられたら我慢なんて出来るはずもなかった。
俺はズボンと下着を脱いでベッドに座ると渚に手招きをし、自身の膝をポンポンと叩いた。
「渚、ここ来て」
呼ばれた当の本人は不思議そうな顔で首を傾げながらも、俺の膝の上に移動してきてくれる。
「……触るぞ」
背中に手を這わせゆっくりなぞるように腰に移動していき、足の付け根へと滑らせてゆく。
渚はくすぐったそうにぴくんと体を小さく跳ねさせて身を捩った。
俺は一旦体から手を離し、そのまま膝立ちになっている足の間にその手を滑り込ませてから自身のモノを固定した。
「渚。手で握っておくから、そのままゆっくり腰降ろして、自分で中に挿入(い)れて」
「え……? じ、自分で、する、のか……?」
「あぁ。俺の肩を支えにしてくれていいから。渚、きて」
蒼い瞳が迷うように揺れた。
渚は暫く逡巡したあと、そろそろと俺の肩に両手を置きそのまま膝を曲げてお尻を下におろしていく。
俺のモノに入口が触れた瞬間ビクっと体を震わせたが、小さく息を吐き出し再びゆっくり中に挿入した。
「ふっ……、あッ、あぁ……っ! ふぅん……っ、あ、ぅ……っ、ナカぁ……、挿って……っ! すざくの……っ、あっ、あぁ……っ」
「……っ、なぎさ……っ」
腰を下ろしながら、ビクビクと体を震わせて甘い声を上げる渚の頬に触れる。
涙と唾液で濡れてぐちゃぐちゃなのに、どんなものよりも妖艶で、キレイで、その姿に愛おしさが込み上げ胸の奥が熱くなった。
「あ゙ぁ……ッ!」
渚はそのまま俺と視線を合わせながら膝に座り込むように腰を下ろしきると、浅い呼吸を繰り返す。
そのまま物欲しそうな瞳でこちらを見つめてきて、そっと目を閉じた。
俺は応えるようにうなじに手を添えて、渚と触れるだけの口づけを交わした。
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