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25*
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僕と赤司君しかいない部屋の中に、ぐちゅぐちゅと水音が響きわたる。
赤司君は僕に構いもせず腰を打ちつける。
その度にあられもない声が漏れて…
ああ、もう……………また………
出ちゃう……
「………ゃ………あ、ぁ…ああああ‼︎」
もう出し過ぎで透明になった精液。
僕の身体がもう限界だということを、ありありと訴えてくる。
「まったく…何回も何回もイッちゃって……そんなにイイの?」
赤司君はクスクスと嗤う。
「ちが…ぁ……っ、え……?や、ゃ………」
赤司君はまた僕のモノを触りだす。
また勃ちあがる僕のモノ……
「身体は素直なのに…」
赤司君は溜息混じりにそう言う。
「…….は…ぁ、………ぁ…………」
「あれ?もうそろそろ声は限界かな?」
誰のせいだと思ってるんだと、赤司君を睨みつける。
「そんなに睨んじゃダメだよ…可愛いだけなんだから…」
僕にこんなことしてる時点でわかってたことだけど
赤司君はおかしい。
「大輝は」
不意に出た青峰君の名前……
赤司君と性行為をしてしまった僕を、彼は軽蔑するだろうか……?
そんなのは耐えられない………
「名前を聞いただけでこんなに締め付けるなんて、よっぽど好きなんだね。」
赤司君は悲しいんだか、怒っているんだか、わからないような声で言う。
「大輝は、テツヤが好きでもない人間に抱かれてアンアン喘いでるなんて知ったら、どう思うかな?」
目の前が真っ暗になった。
「………ゃ、…ぃ、いわな……で」
それだけは………
「言わないで、か。別にいいけど。」
上から冷たい声が降ってくる。
駄目だ………こういう時の赤司君は……
徹底的に相手を潰しにくる………
「言わない代わりに、これからテツヤは今みたいに僕に抱かれること。」
心底楽しそうに僕にそう告げた。
僕にとっては、死刑宣告のようなものだ。
残ってる力を振り絞って、首を横に振る。
「拒んだりしたら」
赤司君は僕の中から自身を引き抜いて、机の方に歩きだす。
赤司君の手が腰から離れて僕はそのままベッドにへたり込んだ。
そんな僕の顔の前に赤司君はパソコンを置いて
「この動画大輝に見せるから…ね?」
と僕の耳元で囁いた。
その動画は赤司君に抱かれている僕を撮っていたもので……
顔までばっちり………
逃げ場はもう無いーーーーーーーー
一体僕は何か赤司君にしたんだろうか。
どうして、脅されるほど嫌われているのだろう。
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