アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
体育
-
遂に来てしまった5限…朝に比べると気持ち体調
は回復したような気もする。
病は気からと言うしなんとかなるだろう!
そう思い込み僕は授業の準備を始めた。
___________________________________
「それじゃあ今日は体力測定の残りをするぞ!
とりあえず外でやる項目が残ってるからとりあ
えず今日はハンドボール投げと持久走な!時間
と体力次第で残りどうするか決めるからなー」
みんな聞いたか…よりによって今日は持久走をす
るらしい…元から走ることは苦手なのに今日は
それに加えて体調が悪い…大丈夫かな…
「んじゃあ準備体操各自でやってペア作ってく
れ!そのペアでお互いの記録を測るからなー」
ペ…ペア!?僕とペアになってくれる人なんてい
るわけないじゃないか…先生と組めないか聞いて
こよう…
「美影くんっ!どこ行くの?」
「え、ペア組む人いないから先生と組めるか聞
こうと…」
「おれがいるじゃん!おれと組もーよ!ね!」
「い、いや、諏訪さん僕なんかと組まなくても
組む人沢山いるじゃないですか…」
そう、彼は僕なんかと組まなくてもいいはず。
クラスの人気者なのだから。
「おれが美影くんと組みたいの!ね!遠慮しな
いで!」
美影くんと組みたいのは本心だ。ただ美影くん
の体調が心配で。と実際言えるわけもなくおれ
は心の中に留めておいた。
___________________________________
ハンドボールは何事もなく終わった。
僕も記録は低いけど体調は大丈夫だった。
「ハンドボール全員終わったな?じゃあ次は持
久走するぞー、ペアの片方が走ってもう片方が
タイム見とけよー」
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
9 / 11