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光一side
「どうしたんですか?いきなり。」
「うっせ。ちょっと黙ってろ。」
怒られてしまった。口調もいつもより棘がある。機嫌でも悪いのだろうか。それとも照れ隠し?
ごそごそと僕の服の中に手を入れて、腹を撫でてくる。その行為が誘っているようにしか見えなくて、僕は生唾を飲み込んだ。
「お前…ちょっと勃ってる。」
チラッと僕の股間に目を向けた梶さんが僕のお腹に目を向けながら呟くように言う。
「梶さんが可愛すぎて勃っちゃいました。」
「……はぁ。」
梶さんの表情は変わらず無表情。手を伸ばして梶さんの頬を触ってみると、少し熱くなっていた。
梶さんは鬱陶しそうに僕の手を掴んで、その手を離されるかと思ったら指を絡ませて恋人繋ぎをされた。
なんだなんだ。なんなんだ。梶さん何か悪いものでも食べた?正気?いや嬉しいんだけど!嬉しいんだけど!
こんなことしてくるなんて…僕の命日は今日かもしれない。
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