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SMILEのNo.6 (3)
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「ということで!お前のマスクができてよかったな。
これで俺の使わなくてすむじゃん☆」
「あの時はルカさんが押し付けてきただけじゃないです
か。それにしてもオレが幹部なんていいのか…」
マスクをみつめぼそっとつぶやいた
「良いも悪いもねえよ。
マスクが与えられたってことはボスに実力が認められ
たって証。誰がなんと言おうが今日からSMILEの
No.6はお前だ」
いつになく真剣な顔で喋る珍しいルカさんをみた。その後すぐいつもの胡散臭い笑顔に戻ったけど、
オレが幹部……
あれ?じゃあ
「ルカさんは教育係じゃなくなるんですか?」
そうきくとルカさんは嬉しそうに笑った
「それがまだ俺はお前の教育係だよ☆」
「オレ幹部になったのにですか?」
「そうさ?通常はガーデンから出てシードになれば
教育係は外れるし、ましてや幹部に教育係なんて
前代未聞だよ。
でもお前は優秀だがまだ経験不足だし、色々と未熟な
面が多い。だからまだまだ俺はお前のおもりをしてろ
とのボスからのお達しだ。
これもあの件の一種の処罰だろうな〜。ほーんと
面倒臭いな〜〜
でもまあ、まだまだお前をイジメられるなら退屈しな
いしいっかってかんじ☆」
やっとルカさんから離れられると思ったんだけど、まだしばらくオレはルカさんのオモチャか。
「そしてお前にはボスより“リンドウ”のコードネーム
が与えられた。今後仕事の際はリンドウと名乗れよ」
「“リンドウ”…了解しました」
そうしてオレはSMILEの幹部No.6 リンドウとなった
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