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五十嵐が訪ねてきた日から数週間が経った。
あれから五十嵐から連絡がくることはなく、もう飽きたのだろうと思い穏やかな日を過ごしていた。
「真紘さん、これどこに置けばいいすか?」
「あーそれはリビングだな」
「了解」
ただ、あれから身の回りで変化した事がいくつかあった。
まずは今現在引っ越しの真っ最中だ。
五十嵐に家を知られている以上、いつ現れるか分からないのは危険すぎるというのと、元々契約更新の前に引っ越したいとも思っていたのもあり元々住んでいた最寄り駅から3駅離れていて駅からも若干離れたマンションに引っ越しをした。
新しく住むマンションは佐藤くんの知り合いが住んでいるらしく、防犯の面ではきちんとしているし、駅から離れている事もある為か家賃も安いという。
それにここは佐藤くんの自宅の近くにあるマンションで、何かあった時すぐに駆けつけれるからというのとまあ家賃が安いとか近くにはこんな場所があるとか
プレゼンテーションをされ、自分にとっても悪い条件ではなかったから今回住む事になったのだ。
で、引っ越し作業は1人でするのは難しく幸に連絡したが仕事が忙しいようだったので、次に佐藤くんにを声をかけ二つ返事で決まったわけだ。
そしてもう1つ変わった事というのが…
「そうだ、さと…あーー、悠都、昼飯何食べたい?」
「真紘さんの奢りすか?」
「まあそりゃ引っ越し手伝ってもらってるしな」
「じゃあ蕎麦食べに行きましょう。引っ越し蕎麦的な感じで」
「おーいいな。じゃああと少しやるか」
「はい。」
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