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「213…213…おっ、ここか!」
ようやく目的の場所に辿り着いた
表札らしきものに名前が書いてある
片方は勿論俺こと東雲 真だが
もう片方は、…えーと…
「天野 秀人(あまの ひでと)?」
天野か…
気の合うやつだと良いな!
そう…この時の俺はとんでもなく甘かったのだ
その甘さたるや、ハッピーターンの周りに付いてる砂糖なみ
そんなこんなで、この時の俺はまだ後々起こる悲劇など夢にも思っていなかったんだ
_______________
「さーて、と…まあこんなもんだろ!」
ある程度荷物を片付けると、俺はソファの背凭れに深く寄り掛かり一息吐いた
しかし、とんでもなく広い部屋だ
玄関入ってすぐ目の前は無駄にだだっ広い共有のスペース…所謂リビングだな
そんでもって左右に個人の部屋がついてる感じ
何つーかもう、さすが金持ち校
言葉では説明しにくいこのもどかしい気持ち
でも金持ちなのに何故か風呂トイレは共用!
もっと頑張れよ!
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