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ギギギ…と、まるでロボットのように首を動かし後ろを見るとそこには、もはや天敵と言っても過言では無いだろう俺のルームメイト、天野秀人が立っていた
眉間に皺入りというオプション付きで
「ヤアオカエリ」
「邪魔」
ぐうぅううう!!
本当にムカつく奴だ
奴は俺を一瞥すると俺の横をすり抜け、自室に向かった
「おい待てゴルァ!!」
ピタッと足が止まり、こちらに振り返る
「な、何だよ…」
不機嫌なのであろう、今にも突き刺さりそうな奴の冷たい目に一瞬怯んでしまった
「お前さ、自分の立場分かってるの?同室だからって調子に乗らないでもらえるかな、ただでさえお前みたいなのと同室で最悪な気分なのに、これ以上俺の気分を害さないでもらえない?分かったらさっさと自室に行くなり他の奴の部屋に行くなりして俺の視界から消えてよ」
淡々と、一語一句噛まずに言い終えた奴は踵を返し再び部屋へ続く通路を進んでいく
つか、どんだけ嫌われてんだ俺?!!
そこまで嫌われるようなこと別になにもしてねーぞ!
つか、なんでこいつ俺と喋る時と他の奴と喋る時でキャラ違うんだよ!!
グルグルと頭の中で考えていると、どんどんグチャグチャになってきて…
「待てよ…」
「はぁ…まだ何かよ、ーッ?!
爆発した
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