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取り敢えず一旦考えるのを止め、俺は一日の疲れを癒そうと風呂に入ることにした
風呂場に行く
浴槽を洗う
ボタンを押す
これだけの簡単な作業であとは自動でお風呂を沸かしてくれる
時代は進歩したものだと俺はしみじみ痛感した
お風呂が沸ける間、手持ち無沙汰な俺は何をするわけでもなく、また元の定位置に戻りソファの背凭れに寄りかかった
そのまま身体を預けていると、気が抜けたのか全身脱力感に襲われ睡魔が来る
流れに身を任せるように瞼を閉じると、俺の意識は闇の中へ落ちていった
「ー…ぃ、ーーおいッ!」
ハッ⁉︎
「こんな所で寝ないでくれる?邪魔だから」
無理矢理覚醒させられ、頭の回転が上手く回らない
寝惚け眼のままボーッとただ目の前にいる人物を見上げる
「……ッ」
「……ゃ…ん」
「…何?聞き取れない、ハッキリ喋れよ」
「母ちゃん…?」
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