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まだダメだから
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部屋に着くと靴まで脱がしてもらって、ベッドに寝かされた。
服を着替えなきゃって思ったら、拓斗が俺の部屋着を持ってきて、ベッドの淵に座る。
「着替えられるか?」
「…動くの、しんどい」
「わかった、じゃあ着替えさせるから…」
シャツのボタンを外して、服を脱がされる。
脱がされていくほどに、拓斗の表情がなんとなく変わっていくように見えた。
下着一枚になると、拓斗は明らかに俺の体を眺めていて、なんだか恥ずかしい。
「…見んなよ……」
朦朧とする意識の中、拓斗の大きなてのひらが俺の太腿を這う。
「ぁ……さわ、んな…」
膝の裏からだんだん上へ、撫でるように這っていく。
ゾクゾクして、中心が熱くなっていくのを感じる。
「っ、さ、触んなってば……、嫌だ、拓斗……」
熱のせいか、声が掠れる。嫌だって言ったのに、拓斗はそれを聞いたらさらに欲情したって顔をして、俺に覆いかぶさってきた。
「や…拓斗……、ほんと、ダメ…だって…」
「薫…だって、無防備すぎ……」
「そ、んな…しょうがな……ん…っ」
覆いかぶさってきた拓斗の顔が目の前まできて、朦朧としていてもはっきりと欲を宿した目が見えた。
心臓が跳ねあがって、抵抗する間もなく唇を奪われる。
噛みつくようなキスは、正直かなり下半身にクる…。
ずくずくと湧き上がってくる快感に、必死に抗おうと拓斗の肩を押す。
力なんて入らなくて、逆に拓斗を煽っただけみたいだ。
「んん…っ!やっ、たく……や、め……!」
太腿をまさぐられ、唇を甘噛みされるたびに、下半身が疼いて、びくびくと体が跳ねる。
もう、勃ちそう……。
「…やめて……拓斗…」
振り絞った声は、触れられるのが嫌だったからじゃない。
そうじゃなくて、まだ、ダメだから……。
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