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洗いっこ
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寮の個室にある風呂はそんなに広くない。
ていうか1人で入る用なんだから、シャワーだってひとつしかないし、そんなに広いわけがない。
「…やっぱこうなるのか」
「ん?なんか言った?」
「別に…」
風呂椅子に座る拓斗の後ろにもう一つ風呂椅子を置いて、俺はそこに座って拓斗の体を洗っている。
拓斗から洗ってあげるとか言ってくるんだと思ってたのに、洗ってって言ってきたのは予想外だったけど。
でも拓斗の全身に触れられるっていうのが嬉しくて、ちょっとイタズラをしてみた。
胸を洗う時、乳首を弄ってみたり、ふとももの際を撫でてみたり…。
時々息を漏らしたり、拓斗のモノが半勃ちになってピクリと動いたりするから、感じてるんだなーって思って、得意げになる。
調子に乗って拓斗のモノをヌルヌルと弄ると、しばらくして腕を掴まれた。
「なんだよーっ」
「次、薫の番」
「………」
浮かべた笑みがとてつもなくかっこよく見えて、急に恥ずかしくなって素直に従った。
場所を入れ替わると、今度はボディソープを泡立てた拓斗のてのひらが俺の体中に這わされる。
「手、上げて」
「んー…」
両手を上げて頭の上に置いていると、わき腹や脇の下に手が這わされる。
「ん…っ、た、くと…くすぐったいって…」
脇の下とか、胸の横辺りに手を這わされると、めちゃくちゃくすぐったい。
だって拓斗、指立てて、わざとくすぐるみたいにしてくるんだもん。
「手下ろすなって」
「アッ!?」
両手をがしっと掴まれて、突然拓斗の親指が脇の下を抉った。
甲高い声が飛び出して、反射的に体を折り曲げる。
「薫ってほんとエロい声出すよなー…」
「っ、出して、ないし……っん!」
手はすぐに離されたけど、その代わり今度は拓斗が両手で俺の脇をくすぐってくる。
「はっ、ぁ……ん、ふぅ……っ」
くすぐられんの、ダメ、耐えらんない……。
「…薫、こっち来て、ここに膝立ちになって」
「へ…?」
手を引かれて言われた通り、拓斗の敷いた小さいタオルの上に膝をつくと、後ろから寮てを掴まれて浴槽の淵を持たされた。
「……素股、させて…?」
「……ッ!!?」
ハァ、と熱い息が耳にかかって、ゆっくり拓斗の方を向くと、欲情した目に捉えられ、口づけられた。
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