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作戦続行?
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後ろから拓斗に襲い掛かって、そのまま焦る拓斗をベッドまで追い込み押し倒す。
っていう予定だったんだけど、たった4cmしか差のないはずの身長が、されど4cmだったのか、俺よりがっちりした体をしているからなのか、ただ抱き着いただけみたいになってしまった……。
「っ!か、薫!?どうした!?」
部屋に入るなり後ろから突然抱き着かれたら、そりゃあ当然驚くだろう。
でも俺はめげたりしない……!
抱き着く形になってしまったものはしょうがない。
襲ったにしては、見た目はちょっと格好悪いかもしれないけど、俺はそのまま作戦を続行することにした。
いくら拓斗の身長が180cmあるからって、俺だって176cmあるし、そのくらい身長あれば力だってわりとある。
拓斗だって俺のこと振りほどいたりはしないだろうし、後ろからなら拓斗の力があっても、抵抗しづらいはずだ。
「お、おい、薫……!?」
シャツのボタンを外していったら、驚いてはいるみたいだけど、そこまで抵抗はしてこない。
嫌ではない…って、ことでいいんだよな…?
胸元に手を這わせ、探り当てたまだ柔らかい乳首を撫でると、拓斗がごくんと唾を飲んだのがわかった。
そこはすぐに硬くなって、きゅっと摘まんでみると、拓斗の体がふるりと震えた。
シャツの上から背中に唇を押し当てると、わずかに背中が反る。
ひとつひとつの動作に反応してくれるのが嬉しくて、得意になって何度も口づける。
手の動きを大胆に、下半身へ持っていくと、既に勃ち上がっていることがわかり、そこを優しく撫で回してみた。
ハァ、と熱い息が漏れるのが聞こえ、我慢ができなくなる。
早く押し倒して、あの漫画に出て来た子のように、めちゃくちゃにして、喘がせたい……っ!
たまらず拓斗の背中を押すと、突然の行動に驚いたのか、すんなりと拓斗の体は動き、俺はすかさずベッドへ向かって思い切り押し倒した。
すぐに仰向けに寝返りを打った拓斗の上に跨ると、拓斗は熱っぽい視線を俺に向けた。
「薫、どうした?積極的だな…」
言葉を奪うように口づけて、下半身を弄る。
内腿に力が入っているのを感じ、気持ちいいのを耐えているんだなって思った。
「こういうの、好きなんだろ……っ?」
そう聞けば、一瞬不思議そうな顔をしたものの、すぐにふっと笑う。
「……ああ、漫画でも見ちゃった?」
すぐにバレてしまったのがちょっと恥ずかしくて、黙って頷くと、拓斗はニヤリと笑った。
「そうだな、好きだよ」
その笑みが、妖艶で、何かを企んでいる目をしていて、一瞬警戒する。
「ただし、襲われるのがじゃなくて、襲うのが、だけどな」
「っ!う、わ……っ!?」
警戒が遅かったのか、単純に拓斗の動きに反応できなかったのか、一瞬で視界がぐるりと回転した。
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