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「うわぁ…うちのクラスって
走るのダメだねぇ…」
リレーが始まり、一斉に選手が
走り出す。
それを見ていた和也が、
ため息をこぼしながら呟いた。
走ってるチームの中には、
要のいる、俺らのクラスの
チームの姿もあった。
だが予想以上に遅い。
つか遅すぎる‼︎
「全く…俺のクラスは遅いなぁ」
頬を膨らませて '俺の' を強調した
和也に対し、
「…お前が適当に決めたからじゃ
ないのか?」
俺は突っ込んだ。
ちなみに要率いるチームは
現在最下位。
リレーは終わったな…
そう思い、アンカーである要に
バトンが渡されるところをボーッと
見つめていた。
だけど、そんな考えはいとも簡単に
覆された。
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