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過去 家族 7*<波留編>
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次の日、波留は窓から少しだけ入る光で目を開けると辺りを見回した
(……夢じゃない。兄さんの家だ)
出来れば夢であってほしかった…
重々しい鎖が波留を柱と繋ぎ止め、動けばジャラリと金属音が鳴る
「波留、おはよう。」
ため息を着いた後、寝転んだ状態で身を小さく縮めて朝の冷え込んだ身体を温めていると、頭の上から冷めた声が降ってきた
「……兄さん。」
「起きたんだね…。…よく寝れた?」
兄が俺の身体のラインを滑り撫でながら、波留に優しく問いかけてきた
(こんな状況で寝れる方がちゃんちゃら可笑しいよ…)
だけど波留は、兄の機嫌を損ねないよう顔色を伺いながら小さく頷いた
「…そっか。なら良かったよ。」
兄の手が腰骨辺りでピタリと止まるとそこから太もも辺りまでをゆっくりとなぞりだす
「…んっ」
そのなぞり方がとても卑猥で、波留の口から変な声が出てしまった
「感じるんだ。太もも…」
すると兄は波留の太ももをまさぐるかのように撫で、病衣の紐をもう一方の手で解き出した
「兄さんっ⁉︎何してっ…んんっ‼︎」
病衣が少しはだけその間から兄さんの手が這うように侵入し、波留の肌に直に触れる
「敏感だね。波留は……」
耳元で熱い吐息と共にそう言われ波留の身体が強張った
「…やっ、兄さん…んっ」
波留は兄の手から逃れたくて身をよじるがそれが逆に兄にとってはそそられる事らしかった
どんどんと行動がエスカレートしていき、兄の手が波留の薄い胸板を撫でるとそこにある突起部分を爪で引っ掻いた
「ひぁっ⁉︎…やだ っぁ‼︎にいさっ それへっん‼︎」
思いもよらない快感に波留の身体はビクリと跳ねる
「…ん?こっちはまだなんだ。」
兄は波留の物と後孔を人差し指で撫でながら楽しそうに露わになった波留の肌を眺めた
「どこ触ってっ‼︎兄さ…んっ あっ‼︎」
「…大丈夫。気持ちいいよ。」
そう言うと兄は何らかの液体を俺の下半身にかけ、波留の性器を掴んで上下に動かしはじめた
ぐちゅぐちゅと卑猥な水音が朝から室内に響き渡る
「あっ、やだっ‼︎兄さんっ…はぁっ それ ダメっ‼︎」
今までに感じたことの無い感覚に背筋からゾクゾクとしたものがせり上がる
「波留、そんなに気持ちいい?涙まででてるよ?」
なれない感覚に恐怖し、波留は瞳から大粒の涙を零していた
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