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「…は…ア…あぁ」
振動がソフア中に響く。
「…あ…ヒナタくん…ヒナタくん…っ」
俺の名前を呼びながら狛枝が、後腔に手を伸ばす。薄い色のアンダーヘアに包まれた性器はすっかり勃ち上がり、透明なカウパーをダラダラこぼしていた。
桃色にすぼまった秘所に思わず目が釘付けになる。そんな、普段まず見ることのない場所に狛枝は臆せず指を這わせる。
「…!」
襞を伸ばし、細長い指をツプリと埋める。自分の喉がゴクリと鳴ったのが分かる。
「ヒナタくんヒナタくん…!!」
俺の名前を呼びながら狛枝は自分で自分を慰める。目の前に俺がいるのに。
指が一本、二本と挿入され、掻き混ぜ、出し入れされる。ものすごくエロい。なぜだか嫌悪感は感じない。
「…ンン…ンあ…あン…!…あッ…」
声が俺の耳を犯す。低音過ぎて聞き取れない時もある、その、声が、俺を呼ぶ。
「ヒナタくん…!ヒナタくん…!!好き…好きぃ…っ…」
俺に抱いて欲しいと切なげに問う。荒い息の下から涙に濡れたウォームグレイの瞳がこちらを見る。そんな目で見るなよ。そんな声で呼ぶなよ。
一際大きくブルリとふるえた彼は、しばらく肩で息をしていたが、ようやく手を伸ばし、俺が与えた「動くこけし」を手に取った。
二人しかいない部屋に振動音はよく響く。
「ヒナタくん…見ててね……」
ペろりとそれを舌で舐め、それゆっくりと自身にうずめてゆく狛枝。はあはあと熱い吐息がその口唇から漏れてゆく。
頬はピンク色に上気し、色素の薄い髪が汗で額に張り付いている。
正直目を逸らしたい。
でも、その隠微な痴態に目が離せない。
目が離せない。
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