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今ならわかる 2
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俺はその言葉に目を大きく見開くが、龍一は逆に目を細めて俺を見下ろす
何故龍一が淳の存在を知っている?
まさか龍一には、俺が淳のことを好きだって感情はすでにばれていたのか?
・・・龍一は、俺の全がお見通しって事なのか?
先程とは全く違う感情で俺の心臓が激しく鼓動する
すると龍一は俺の胸元を示すと
「ジャージ・・・徳永淳って刺繍がある」
・・・・・。
ジャージ
あ、ジャージのネームね・・・、確かに淳のジャージなんだから淳の名前があるのは自然だ。
龍一はコレを見ての発言だったのか。
そうだよな・・・俺だって今日、しかも今さっき確信した感情なんだから龍一がそれを知っているはずない・・・よ。
俺は安堵した。
「ああ、俺のYシャツ汚れちゃってさ、淳がジャージを貸してくれたんだ。助かったよ」
俺がそう言うと龍一は無言でジャージのファスナーに手をかけて一気に下に降ろした。
「龍一!?」
「着替えてるところ、その徳永って奴に見られたの? 雅人のこの肌・・・そいつに見せたの?」
ジャージを開くと龍一は直接俺の地肌に触ってきた。
掌が俺の上半身の肌を這いずり回る
「み・・見せてない・・ッ・・・一人で着替えたから・・・」
「良かった。雅人がキスマークだらけの身体を他人に見せる事無いって知ってたけど、何か気になっちゃって」
龍一の指先が胸の突起に辿りつくと人差し指で遊ばれ、軽く潰された
「・・・ッ・・んっ・・ぁ」
「雅人の裸を見て良いのは俺だけ、そうだろ?」
龍一が舌で俺の乳首を舐め上げると吸い付いてきて、時折舌先で潰されては甘噛みされる
龍一に何度も抱かれた身体
龍一に快感を教え込まれた肌
龍一は俺の感じる術を熟知している
「・・・ぁあ、んぅ、っ、あっ・・ふぁ」
俺はシーツを握り締め快感にただ耐える
抵抗はしない、しても無駄だから、ただ耐える
早く終わる事を願って龍一に身をゆだねる。
いつもの事。
いつもの事なのに・・・
龍一の顔が身体から離れ、俺の顔に近づいてくる
唇と唇が触れ合う・・・・その瞬間俺は顔を逸らした
「まさと・・・?」
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