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殴られて喜ぶ人
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暴力を目の前で振るわれると、体が勝手に動くらしい。
殴りかかろうとしていた右腕を掴み、止めていた。
「止めてあげて欲しいんすけど」
「はぁ?」
振り返って俺の体格の良さに驚いたのだろう。少したじろぐ殴ってた人。
その程度の覚悟で人を殴るなよ。
「お前に関係あるわけ?」
「無いっすけど、気分悪いんで」
「・・・・・・」
無言でこちらを睨み付けてくる顔が、人を馬鹿にしたように歪んだ。
そして、さっきから何も言わない人に蹴りかかった。
「イっ・・・」
そして、左の足の根元を踏みつける。
苦しそうなうめき声が下から聞こえてきた。
「タってるのわかるか?コイツこうゆうのが好きなんだよ。
だから、いいんだ」
確かに殴ってる人の言ってることは正しいらしい。
股間を見ると興奮しているのがわかった。
殴られて喜ぶ人と殴って楽しむ人…。
「別れたいっすか?」
一見、苦しそうな人に問いかけてみた。
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