アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
Episode.2…2
-
春季視点
「テメッ、何飲ませたんだよッ」
バッと突き放そうとするも力が入らないのか
痛くも痒くもない
「何って、即効性の媚薬」
シレッといえば目を見開いて俺を見る
そんなヤツをクスッと見ては
そのままソファに押し倒し馬乗りになって見下ろす
つり目で目付きは悪いが意外に綺麗な顔をしているんだな
つーっと首筋をなぞってやれば、丁寧にビクッと身体を跳ねさせ恥ずかしそうに視線をそらしてくる
おや、中々堪らない反応だこと。
思った以上に効きが早くて助かる
これは楽しい一夜になりそうだなぁ
暴言を吐いても不利にしかならないと賢明な判断を下したヤツは
そんな俺を嫌悪感を露にして睨みつけてくる
あぁ、この顔はヤバイ
だって………
「そんな目をされたら、もっと苛めたくなっちゃうでしょう?」
恍惚の笑みを浮かべ
自らのネクタイを外しては腕をキツく縛り上げる
「っざけんな!…ほどけッ」
まさか腕を縛られるとは思っていなかったのか
必死に身をよじらせるが、やはりうまく力が入らないらしい
その上、心なしか顔が赤らみ瞳がうるんでいる
こんな瞳て睨まれたって怖くねぇよなぁ
大変反応は俺好み
だけど、俺に刃向かうなんてどんなヤツだろうが許されないよ?
だから…
「まずは口のききかたを躾ないといけないねぇ?」
「ぁ、頭可笑しいんじゃねぇか…」
俺に一瞬怯むも逃げ場も完全になくしたヤツは
焦りを表情にだしなんとかこの状況から逃げようとする
こういう刃向かうヤツを屈服させんのが
また快感なんだよなぁ
なんて思いながら
逃げようとする相手を押さえつけ低い声で告げる
「お前、自分の立場わかってんの?」
「…ッ」
威圧感にひるみ、瞳を揺らしてこちらを見上げる
あぁ、
その顔たまんないなぁ…
楽しいオモチャを見つけた子供のように笑っては
舌舐めずりをした
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
8 / 29