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思い出…
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あれはそう…
よく晴れた秋の日家の前に君がいたんだ。
「家なくなったから住ませて」
何でも。一緒に住んでた人が恋人を連れ込んだから気まずいみたい。
酔った日からちょいちょい話したりはしてたけど…
いつもいる派手なお友達のところに行かないのかなって疑問に思ったんだ。
顔に出ちゃってたのかな?
「お前の家が過ごしやすくていい。」
気になってる人に言われて嫌な気はしないよね…
「いいけど…お友達とか呼ばないでね?」
「あぁ。」そう言って頭を撫でてきた君に僕の心臓はバクバクでばれないか気が気じゃなかった。
それから彼はずっと家にいて。
朝と夜ご飯を作ってくれてた。
なんで過去形かって?
今は違うから…
彼の作ったご飯の味なんか
思い出せないくらい前のはなし。
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