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「脱ぎ……って、ぇ、お…おいっ!」
言うやいなや、人の腰に手を回した蓮斗は早速脱がせようとしてきて。
なんとか持ちこたえようと手を伸ばすが、一足遅かった。
「ぅ、うそ…っ!」
「はいはい、照れなくてもいいから」
「照れとか、そういう…んんッ!」
言葉を遮るように、強制的に丸出しにさせられたケツを撫でられ、全身が強張る。
やらしいその手は焦らすように窄みの周りをなぞってきて。
「や、めろ…その触り方…ッ」
「んー?なんで?指入れて欲しい?」
「そ、じゃないけど…」
「けど?」と、指先でくにくにと窄みを抑えられれば、下半身にぎゅっと力が籠もるのが分かって余計恥ずかしくなる。
なんなんだ、なんでこいつはこんなにエロオヤジみたいなんだ。
同い年のくせ、ねちっこい嫌がらせをしてくる蓮斗がひたすら恨めしくて。
そんなやつの掌の上、まんまと踊らされている自分にも嫌気が差す。
「や…ヤるんならさっさとすればいいだろ…ッ!なんなんだよ、さっきから…ッ!」
「え?やっていいの?最後まで?」
「〜〜ッ!ここまでしといて、お前がやらねーわけねえだろ!」
「……」
人が恥ずかしさを我慢して誘ってやっているのに、あろうことかふと真面目な顔をした蓮斗はなにやら考え始めて。
動きを止め、黙り込む蓮斗はとにかく不気味だ。
「お、おい……なんだよ……」
「…………ダメだな」
「はぁっ?!」
ここまでやっておいてダメ出しとはどういうことか。
聞き捨てならない蓮斗の言葉に堪らず俺は声を上げた。
だけど、「どういう意味だよ」と蓮斗を睨み付けてもやつは怯える様子もなくただ何か気難しい顔をしてこちらを見下ろしていて。
「色気がない」
そう、呟く蓮斗に今度こそブチ切れそうになる。
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