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テストが終わる頃。【先生目線】
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※女性との絡みあり。
テストが終わって、定位置となる資料室に籠もる。
職員室はなんだか居心地が悪い。
愛想笑いばかりで吐き気がする。
コンコンと音がして、ドアが勝手に開かれる。
「やっほー」
「ちっ、お前かよ。」
「あら、誰だったら良かったの?」
「別に。」
こんな時に清水の顔が思い出されるのはなんなんだろう。
「で、何の用?」
彼女はクスッと笑って言う。
「私がここに来る理由なんて1つしかないでしょう?」
「まあ…そうだな。」
彼女はこの学校の保険医。
俺の大学の先輩で、素を知っているばかりか、セフレのようなものである。
大学を卒業した後も、ダラダラとこんな関係を続けている。
彼女が座ってる俺に股がりキスをする。
俺もそれに答える。
キスはどんどん深くなる。
ヌチャヌチャと音を立てる、この部屋に響くのはその音だけ。
「……あっ!……んぅ……」
女の喘ぎ声は好きじゃない。
なんだかやる気が起こらない。
「やっぱ今日はやめ。」
「はぁ!?なんでよ!」
「やる気が出ない」
「なによそれ!こんなナイスバディ目の前にして、ありえないわ!」
「もうわかったから、はい、出てって良いよ。また今度埋め合わせするから」
「ほんとね?なら良いわ。じゃっ」
そう言って出て行った。
彼女は意外とさっぱりしている、そこがこの関係を長引かせてしまった理由かもしれない。
はぁ…とため息をついて煙草を吸いに行こうと裏庭に行く。
お気に入りの場所だ。
ここはあまり知られてなくて、誰にも邪魔されない。
煙草を吸いながら空を見る。
これが俺の日課。
だからつい素が出る。
〜♪
携帯が鳴って電話に出る。
「はい、もしもし」
『あっ!元気?』
「…なんだ裕基。」
『今日の夜空いてるかなぁと思って』
「空いてるが?」
『ヤりたいなぁ…』
「お前もか…」
『え、何?今日もうヤっちゃった?』
「やってねえよこのビッチが」
『ははっ!じゃあ決まりだね!』
「……ああ…」
『やったー!ばいばーい♪』
裕基は男だけどビッチだ。
自分を気持ち良くしてくれるなら誰でも良いんだろう。
俺の周りにはそんな奴ばっかり。
そういうのを惹きつける才能でも持ってるんだろうか。
「あっ!先生見つけた!」
ビクッとして振り返ると少し頬の赤い清水が居た。
「どうしました?」
今の聞かれてただろうか。
「えっと、テスト勉強教えてくれて…ありがとうございましたっ!少し早いけどお礼が言いたくて…」
「顔上げてください清水君っ、先生として当たり前のことをしただけですよ?」
「でも先生っ、すごく優しくて…僕、ほんと助かりました!だから!」
「だから?」
「いえっ…なんでもないんです。ありがとうございました!それだけです!」
それだけのためにわざわざここまで来たのか?変な奴…
「そうですか…気をつけて帰ってくださいね」
「はいっ、また明日!」
「また明日。」
癒されたし…俺も帰るか…
門まで来ると、俺の車の前で裕基が待っていた。
「何してんだよ…」
「迎えに来ちゃった!」
「運転すんの俺だけどな…」
「ねえ、キスして?」
「は?今?ここで?」
「そう!学校ですると思ったら興奮しちゃう…」
「このビッチが… 」
「早くしないと僕からしちゃうよ」
「それはだめだな」
こいつが興奮し出すとめんどくさい。
一回立てないくらいにしておこう。
「だからはやんんっ!!…んっ…んぅ……ふっ……」
予想通り膝から落ちていく裕基。
お互いの唾液で濡れた頬を親指で拭いてやって車へ押し込む。
俺はこの時誰かがこれを見てたなんて知らなかった。
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