アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
アンケート開始
-
「じゃあ、最初はライトなのから…」
うっし、やるぞ…
って、最初ライトなのからってヘビーなのもあるっていうこと⁉︎
とか、突っ込みいれたくなるなるも、海斗さんのアンケートを始まってしまった。
「うんと、隼人くんはちゃんと理解した上で血の花嫁になったの?」
他人から血の花嫁という言葉が出て来て、少し戸惑う。
夜鳥先輩や海斗さんにとっては、普通のことなんだろうけど…
うーん…
「はい。ルイには、吸血鬼のことを教えてもらった上で自分の意志でなりました。」
確かに少し揺れたこともあったけど、なったことに後悔はなかった。
それにルイもちゃんと俺のことを理解してくれて、フォローだってしてくれてる。
だから、問題になっているのはあの高揚感だけで、他は特になかった。
海斗さんはふんふんと頷いて、俺の解答をそのまま柔らかそうな文字で書いていく。
「吸血頻度とかは、どのくらい?」
「えっと…たぶん、2週間に1度くらいです。大概、日曜日にルイの部屋に遊びに行って、されることが多いです。」
「そっかそっか。なら、全然問題ないね。今ぐらいの時期の子だとほぼ毎日っていうのもいるらしいけど…」
海斗さんは、カルテに書き込みながら、そんなことを呟く。
毎日って…
あれが毎日あるとか、さすがに身体持たない気しかしない…
俺の身体が快感を覚えてしまっていることを知ってて、ルイはやたらと焦らしてくるし
そんな時の身体の火照りは相当なものだ。
俺は手首に視線を落として溜息をついた。
「手首痛いの?」
さっきの様子を見ていた海斗さんは、心配そうに俺の顔色を伺った。
「いえ、あの…最近、首だと恥ずかしいというのと夏服だと隠し難いので、手首で勘弁してもらってて。」
えへへと頭をかく。
手首には、3日前の痕が薄っすらと残っているが、一週間くらいすると跡形もなく消えてしまう。
だけど、慣れたとはいえ目に付くところだと事あるごとに見てしまうんだよな…
「そっか。ルイくんはちゃんと隼人くんのこと理解してくれてるんだ。」
海斗さんは、穏やかな笑顔をたたえた。
そして、カルテを閉じて発した言葉が…
「じゃあ、上の服脱いでベッドに横になって?」
「えっ…?」
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
68 / 79