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5.裁かれる想い15*
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抵抗して、あわよくば逃げるなら今だ。
「や……やめてください!」
震える声で叫び、這いつくばって荒川さんの下からの脱出を図る。さっき吐き出したもので服が汚れるけど、そんなことかまっていられない。
「逃げるなよ、ド淫乱のくせに」
「あっ!」
移動のためにわずかに浮いた腰を、荒川さんは逃がさなかった。頭より少し高く掲げられた尻は挿入に都合が良いらしく、腰を掴まれ、そのまま一気に貫かれた。
「ぅあぁあぁぁっ、ん、あぁ……げぼ……っ」
貫かれる感覚があまりにも気持ち悪くて仕方ない。荒川さんが腰を打ち付け始めると、僕は必死に抵抗しながら喘いで、吐いて、叫んだ。身体も頭の中もぐちゃぐちゃだけど、とにかく今までのように好きにさせるわけにはいかないという思いで自分を奮い立たせた。
「悠生、どうだ? 久々の、俺の、チンコはっ!」
荒川さんは僕を後ろから突きながら僕の両手を背中に拘束しようとしてくる。なんとかして荒川さんの手を振りほどこうとするけど、実際僕にできたのは言葉で荒川さんを拒むことだけだった。
「ん、あっ、嫌です……っ、気持ち悪いです……っ、あぁ、うえ……っ」
「ふん、まだ、そんなこと、言ってんのか、よ! ……でも、嫌がってる悠生も悪くないな…………」
抵抗して、怒られるほうがまだましだった。まさか抵抗することで荒川さんをより興奮させてしまうなんて、予想できなかった。
荒川さんは僕に抵抗されるたびに腰の動きを大きく、速くしていく。僕の手首を抑える手にも力がこもっていった。
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