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放っておけない。
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朝起きると知らない天井。
「は?」
それから
「おはようさん、よお眠れた?」
聞きなれない関西弁に声の主を探すと案外近く
隣で俺をじっとみているクリーム色の毛玉が居た。
「ケサランパサラン?」
「ちゃうわ‼︎人間や‼︎きんのんこと覚えてへんのか‼︎」
「きのこ…?」
きのこ…昨日…
そこでばっと毛玉から離れる。
「なっなっおっさん‼︎」
「やから楓はんやこんクソガキ!」
そういえばあの後喧嘩で泣かされてそのまま寝た気がする。
「泣くのは反則やで…泣き虫」
「そういうあんただってっ「楓はんや‼︎いい加減覚えろ‼︎」…うぅっぐすっ」
「泣くなや!あぁーもうめんどいんつれて帰って来たわぁ」
兄ちゃんも…めんどくさかったのかな…。
「兄ちゃぁあああんっぴぃぃいいっ!」
兄ちゃんという言葉に眉をひそめる。
「なん?八重ちゃんにはにーさん居るん?」
「ちゃんづけやだぁっ‼︎」
それにため息をつきながら俺の頭を撫でる。
「ぐすっ…兄ちゃん居るよぉっ!」
それにハハッと笑いながら俺の頭を撫で何かを一人で納得したようだ。
「やからか、わしおとと3人いてるんせやかてなっとふいんきが似てるんやろうね放っとけへんなぁ」
お前なんか要らない。兄ちゃんが欲しい。なのに…
「なぁ、お兄ちゃんやと思うて抱かれてみへん?」
「はぁっ!?」
「まぁまぁ目をつぶってにーはん事でも考えてなよ。」
まだ、まだ
「朝っぱらから何言ってんの!?」
が、口にてを当てられ何も言えなくなる。
素早い動きで両腕を楓さんの帯で結ばれた。
「ほな、いただきます」
兄ちゃん。どうやら俺は知らないおじさんに喰われちゃうらしいです。
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