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好きだよ。
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ついうるさくて、いつもの口調で言ってしまったことに後悔。
「ふ。なーお、そんないつもと同じ言い方したらみんな誤解しちゃうよ?尚、ほーら怒ってないって言わないと。ね?」
「う。」
「なーお?みんな、怯えてるよ?」
「…お、俺別に怒ってねぇ…ないから。
謝んなくていいよ、俺こそごめんなさい。」
俺は、ペコッとみんなに頭を下げた。
「よしよし。よくできました!おいで?尚」
みんなが、なんも言わないから恥ずかしくなって。
そんな俺に気づいてくれたのか、おいでと言ってくれた春樹に遠慮なくだきついた。
「なんか、今日。尚、凄い素直だね?」
すごく嬉しそうな声が頭上から聞こえる。
「なお?」
「んー?」
「すーき」
「なっ」
顔が熱くなると同時におでこにキスされた。
俺も好きだ。
「あ、あのぉ」
「ん?なに?」
「お二人って付き合ってるんすか?」
「んー。そう…」
「ば!お前、何聞いてんだよ!!」
「ばかやろう!空気読めよ!!!」
「せっかく、蒼石さん可愛かったのに!!」
『そうだぞてめぇこら!!!!』
「ねぇ?」
『あ?』
あれ?春樹怒ってる。
「人が喋ってんのに遮んないでよ。ね?」
『す、すみませんでした!!!』
この人以外と短気だもんね。
なんとなく、あったばっかだけどわかった俺すごい。
「じゃあ、喋っていいかな?」
『はい。もう黙ってるんでどうぞ!』
「そう?ありがと。
えーっとね、俺たちは、まず付き合ってるよ
で、1つお願いあるんだけどいいかな?」
『 はい。なんでもおっしゃってください!』
「俺の尚だからさ?
なんか、恋愛対象とかで見られると非常に迷惑なわけ。
ね?わかる??
だから、もし尚に何かしたりあんたらの事情で何かあったら
まっさきに、そいつら全員半殺しにするからよろしくね?
そーゆーことがない人達は、尚のこと友達としてよろしく。以上」
ん?さらっと最後の方怖いこと言ってたよね?
てか、俺のことどんだけ考えてくれてんの。
『…』
「ねーえー。わかってくれた??」
顔が、怖いよ?春樹くん。
『…は、はい!まかせてください!!』
「俺たちもう、命懸けで守ります!!」
「あ、命懸けとかやめてね?
尚が、そーゆーの嫌いだから。わかった?」
『はい!できる限りのことは尽くします!!』
「よろしい!
よかったねー?
尚、お友達できるかもよ?」
これは、お友達というのか?脅しでわ?
「んー。もう、悩んだ顔しないの!笑って笑ってー。にぃーっ」
と、言いながら俺のほっぺを指先で上にあげる。
これから、学校生活楽しくなりそう!
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