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俺のもん。
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「あ、好きなとこに座っといて。水持ってくっから」
「ん。」
あのあと、好きなだけ泣いた俺は。
和哉って名前らしいこいつの服を、涙と鼻水でグチョグチョにしてしまった。
そのあと、多少落ち着いた俺を姫抱きであの倉庫っぽいとこの近くらしい和哉の家に運んでくれた。
「ちゃんと、もう落ち着いた?」
俺に水を差し出しながら、俺の顔を見て言ってくれた。
「ん。平気、ありがとな。なんか、めっちゃ泣いた上に服汚した上にここまで運んでくれて。」
「気にすんな。俺が好きでやったことだし、お前も俺のこと好きなんだろ?」
ぶっ
水を飲んでた俺は水を吹き出した。
「…けほっ…けほけほ…ば、か…いきなり」
「はは。ごめんごめん、つい反応見たくて?」
にやっと笑うこいつ。
ごつ
「いてっ…意外とつえーんだな尚って。惚れ直した。」
な、耳元でいちいちつぶやくんじゃねーよ。
ぺろっ
「ひゃっ」
「耳まで赤いけど?誘ってんの??」
「んっ…誘って、ない」
くちゅっ
「んん。」
「ほんとに?薬のせいもあるけど、さっきよりグチョグチョしてっけど?これはなに?」
手で俺を包んで、ゆるゆると上下に動かす。
「んぁっ…ん。かず、や、何か…知らないっ」
意地悪してくるてめぇがわりぃんだぞ。ばか
くち
「ん…?」
トサッ
「…なに?」
いきなりベットに優しく寝かされて、和哉が上から俺を悲しい顔で見下ろしてくる。
「知らないとか言うなよ…。」
「は?」
さっきの言葉、本気にしたのかよ。ばか野郎
「俺のこと嫌いなのかよ。」
首元に顔を埋めて言う和哉、和哉の匂いが濃くなってすごく落ち着く。
「ばーか、誰も嫌いなんか言ってねぇだろ。それに…知らないって言ったのは、お、まえが俺に意地悪するから…」
最後の方は、だんだん小さくなってしまう声。
「ごめん、本当に尚が大好き過ぎてお前の困ってる顔とか見るとすっげぇ興奮すんの。」
「サド野郎じゃん。ばーか、それでもお前が好きなんだよ和哉。」
ちゅっ
「んっ…んだよ」
首を吸われる
「ごめん、抱かせて。」
「は。最初からそのつもりだろ?ばーか」
「るせぇ、黙ってろや」
ちゅっ
「ん。かず、やっ…んッ..チュ」
「んっ…俺以外に、触らせんなよ」
「ぁッ…さぁ?お前しだい」
「じゃあ、俺だけの体にしてやる」
お互い照れ隠しして、お互いが相手を求めて。こんな、幸せってあるもんなんだな。
クチュッ
「んっ…あ」
「ふ。かわい」
ちゅっ
耳にキスすんの好きなんかなこいつ。
「俺の手で鳴かせまくりたい。」
「は。鳴いてやるよ」
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