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命懸けでてめぇを守る。
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にしても、どこ行ったんだよ尚。
「もしかしてあいつ、俺が姫佳と本当にヤったと思ってほかの男とヤってんじゃねぇだろな」
あいつなら、ヤりそうだ。
〜♪
あ、噂をすれば尚から電話だ。
珍しいな、謝ってくんのか?デレんのか?
「もしもし?」
絶対俺、今ニヤけてる
『よぉ、和哉ぁ』
「あ?誰だてめぇ」
『はぁ?覚えてねぇのかよ!!』
「え?だれ?てか、何で尚の携帯持ってんの?」
もしかして、尚ケータイ落としたのか?
それ拾ってくれたとか?めちゃ、親切やん
『俺だよ俺』
「はぁ?オレオレ詐欺かよてめぇ。」
『ちげぇよ!!最近世話になった渋谷だよ』
「は?何で、てめぇが尚と一緒…てめぇまさか!!」
『そう、そのまさか』
なんとな渋谷が笑ってるような気がした。
なんも、してねぇよな?
でも、そんな考えはことごとく消しさられた
『あーあー。お前の大事な尚くん、首から血が噴き出してるよー。早く来ないと死んじゃうかもー』
「…っ!?てめぇ!待ってろごら!!ぶっ殺してやる!!!」
なおが死ぬ?ふざけた事ぬかしてんじゃねぇぞ。死ぬのは、てめぇだよ。俺は、あいつを命に代えても助けんだよ。
『は?てめ…』
ぶつっ。ぷーぷー
一方的に電話を切って俺は走る。
あいつらがいんのは、あそこだ。
尚、なんでお前あん時あんな怯えた顔したんだよ。俺の手払ったことに、自分で怖くなったんだろ?それで、俺に嫌われると思ったのか??俺は、そーゆー強気なてめぇに惚れたんだ。今頃そんなんで、お前のこと嫌いになんねぇよ。
なぁ?尚。
もし、俺がこの世から消えたらお前は悲しむか?俺が、お前の命と引き換えに死んだら自分を恨むか?
もし、そう考えんなら。俺は、お前の命と引き換えに死ねて幸せだって証を残してやる。
だから、どうかお前は死のうなんてすんな。俺がお前を、命懸けで守るほど好きだったって証をお前はこの世に残してくれ。頼んだぞ
俺は、倉庫につく間に心のかなでなんども同じことをいい続けた。
「なぁ?尚、俺がお前に会うのはこれで最後だ。それでも、お前は俺のことまだ嫌いでいるか?
きっと、命懸けで助けたっつったらもっとキレんだろーな?
でもな?愛してるんだよ。」
これで、終わりだ。
俺は、倉庫を睨んでつぶやいた。
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