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GENESIS -創世記- 更新再開。右の注意書きを最後まで読んでください。
2 ※R18
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「助けに、行かねぇの?」
四人の男達による陰湿な現場から約20mほど離れた位置。
貯水タンクを挟んだ裏側に横になっていると、覗き込むように見下ろしてくる男が一人。
「………気配を絶って近寄って来るなよ、仁(ジン)。気持ち悪ぃ。」
「涼一、この間は別の奴助けてただろ?」
「…あれは、助けたんじゃなくて、邪魔しちまっただけなんだと。儀式のな。」
「じゃあ、あれも儀式なのか?」
「さぁ?興味もねぇし、関係ねぇ。」
「そうか。」
仁は隣に腰を降ろした。
チッ…シュボッ…
「……仁、俺タバコ嫌いって言わなかったっけ?」
「聞いた。」
「……。」
「……。」
また一つ、涼やかな風が吹き抜ける。
チリンと、仁のぶら下がった二つのピアスの弾ける音が心地よく響く。
バックには、淫らな水音も聞こえているけれど。
あぁ、そうだ。
「…なぁ、仁は確かプレブスだったよな。」
「あぁ。」
「じゃあ、お前も掘られたの?」
寝返りをうち、仁が座っている方へ顔を向ける。
仁は深く吸った煙を味わうように息を止め、そして、ゆっくりと吐き出す。
「…バカ言うなよ。俺はタチだ。掘る方。掘られたことはねぇ。」
「ふーん……。掘られなくても、プレブスってなれるんだな。」
「時と場合と運と愛嬌が上手く合えばな。」
「はっ、なにそれ。愛嬌なんか微塵もねぇツラでよく言うよ。」
「お前は、可愛いもんな。」
「……。」
「冗談だよ。本気にするな。」
仁はまた、煙を吐き出す。
あぁ、今日は寝るには最高のコンディションだったのに、邪魔が多い。
ガタッガタッ!
「ゴボッ!ブグブグブグ……ゴプンッ……………。」
「きゅーーう、じゅーー………あれ?動かなくなっちゃった。」
「はっ!もうイイ。さっさと出して終わるぜ。」
「えぇ?…もう終わり?つまんない。」
「…てめぇが満足するまで付き合える奴はこの世に五人と居ねぇよ。」
「そんなにいるかなぁ?あ、でも君は五人の内の1人だね!」
「うるせぇよ。」
肌の焼けた男は、少年の腰をガッチリと掴み直し、叩きつけるように腰を打ち付けた。
グチュッ…グジュッ……
「んっ……はっ!ん"ぅ!」
ブジュッ!…グジュルルル…
「…君はイク時、本当に良い顔するよね。可愛い。」
「……るせぇ。サキュバス野郎。」
「ありがとう♪」
「誉めてねぇよ。」
肌の焼けた男は、少年からペニスを抜き去る。
ゴポッ…と音を立てて尻の割れ目から泡の立った白濁液が溢れ出てくる。
「……なぁ、とりあえず顔、上げさせたら?…死ぬぜ、マジで。」
「「あ。」」
傍観していた一人の男がそう言うと、金髪の男は少年の後頭部を掴み上げ顔を上げさせた。
同時に、支えを無くした少年の体は横に倒れこんだ。
「…グッ、ゴハッ、カッ!ゴホッ、ゴホッ、ゴホッ!ヒュー…ゴホッ、ゴホッ、ヒュー…ゲホッ…」
「良かったね。事故にならなくて。」
「おい、それ俺達に言ってんのか?それとも、こいつに言ってんのか?」
「あはは!どっちだろうね。」
金髪の男は満面の笑みを浮かべ、立ち上がって少年の顔を覗くように見下ろした。
心地よい昼下がり。
胸くそ悪い音。
不敵な笑み。
下卑た嘲笑。
腐った臭い。
それが日常。
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