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《澤村目線》
『旭、お前には絶対に渡さないからな。』
『大地、何言ってんの?』
『スガのこと。』
『え?スガ?なんでそんなこと俺に言うんだよ。』
『い、一応だ。』
『一応って…』
『はいはいはい、そこまで。』
『『スガ…』』
俺と旭はスガに止められる。
『大地、何言ってんの?旭は関係ないじゃん。』
『だって、旭はスガのこと好きなんじゃ…』
『あぁ、それで…それは勘違いだよ。』
旭が笑いながら答える。
『旭はね、西谷のことが…』
『ストーップ!!それ以上言わなくていい!!』
旭が慌ててスガを止める。
何やら旭は西谷のことが好きらしい。
なんだ、俺が一人で勘違いしてあんなことスガに…
って、まぁ結果オーライかな?
『よし!!じゃぁ練習行こう!!!』
『『おう!!』』
俺がそう叫ぶと二人は大きな声で返事してくれた。
旭が歩き出す後ろで、スガにこっそりキスをする。
『もぅ…』
ちょっと怒り気味で顔を赤くするスガがとても愛おしく感じた。
end
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