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王子のキス 晴side
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奏太の体中にできたアザは、母親を連想させる。
母親はいつも、俺の額にキスをした。
それをされると、照れ臭くも、なんだか元気が出たんだ。
ふと思い立って、奏太の額に顔を寄せ、軽く口付ける。
ゆっくりと顔を離すと、その長いまつ毛がふるりと震えた。
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