アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
勝負6
-
自分の体重が掛かって、いつもより、深く高槻のものが入り込む。
腹の中を圧迫され、少し苦しいが、それよりも、前立腺に当たる快感のほうが上回っていた。
俺は、気づけば自然と腰が動き出していた。恥ずかしいはずなのに、止まらない。
身体が快楽を覚え、貪ろうとしている。
俺っていつからこんな淫乱…
そんな気持ちとは裏腹に、身体は快感を求め続ける。
「…ぁっんっ…んあ、あぁっ、は、…っ」
「神田くん…っ」
「た、かつきっ…ひぁっ、あっ…きもち…っ?」
ぎゅうっと内壁を締め付ける。
すると高槻は少し喘いで『いいよ、神田くん』と応えた。
もっと、
もっともっと、
もっと高槻の頭を俺だけに、
俺のことしか考えられないくらいに、
こいつを独占したい。
激しく自ら腰を動かす。
もう入り口は蕩けて感覚がなくなっている。
「んぁったかつきっ、ひ、あったかつき、た、かつきっ!」
無意識に高槻の名前を繰り返す。
唇を貪るをようにキスをしたら、高槻は熱っぽい目で俺を見る。
「な、ぁ、きもちいっ?おれ、で、んっ、ちゃん、とぉっあっ、きもちい…っ?」
何度も何度も問う。
その度に高槻は、微笑んで、『気持ちいいよ』と返してくれる。
嬉しい、けど、まだ…
俺は、女じゃないから。
こんな気持ちは初めてだった。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
49 / 116