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学校が終わり俺は急いでバスに乗り、須藤の学校へ向かった
さすがに校内に入るのは無理だったから校門の前で待っていることにした
皆と違う制服だから俺はかなり浮いていた
須藤の姿を探さなきゃなのでキョロキョロしていると時折周りの人と目が合ってしまう
30分経っても須藤の姿は見当たらなかった
須藤はもう帰ったのだろうか
もう少し粘ってみようと思った時、遠くだけど須藤の姿がみえた
「すど...」
声をかけようとしたらガタイのでかい生徒が俺の前に立ちはだかった
「あ、あの」
せっかく須藤をみつけたのに男達の体で須藤が何処にいるのかわからなくなった
「おいお前何処の学校だ」
「他校生が何の用だ」
なんか知らんが喧嘩を売られてますます困った
こんなことしてる場合じゃないのに
「いや、でもあの...」
「宮下くんっ」
久しぶりに須藤の声を聞いた
横に目をやると須藤は見つけたときと同じ距離にいた
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