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放課後になり、弥生と一旦別れた俺は生徒会室へ向かった。
敢えて遅れて行くことにした。理由はどうなるかを見る為だ。いつも通りに来たら意味が無いだろ?
ガチャ
「あっ、会長。来て下さいましたか。」
「遅〜い会長〜〜。」
「か・・ちよ。まっ・・た。」
「「やっと来た〜〜。」」
そこにいたのは俺の言葉をまともに心に響いたのか、役員共全員いた。
「やっと戻って来たか。お前ら。」
「「「「「ごめんなさい。」」」」」
全員頭を下げて謝った。
「今日は俺は何もしない。いいな?」
「はい‼︎もちろんです。今日はゆっくりお休み下さい。」
「俺らはサボっていたもん。有給だよ〜。」
「かい・・ちょ。おや・・なさい。」
「「僕らが全部やるよ〜〜。」」
そうして、全員が書類の仕事に改めてついた。
prrrr
『あ?紫苑?俺。巡回してたら、サッカー部にあいつは戻ってたし、不良もチームに顔を出すと言ってた。先生も土下座したんだって。他の先生達に。』
「そうか。全員更生完了したのか。」
『うん。良かったよ。これで平和になるよね?』
「取り巻きは居なくなったが、あいつが何をするかが分かればいい。これからも、宜しくな。」
『当然だよ。恋人だもん。』
「あぁ。そうだな。」
この学園に平和を取り戻す手段はまだあるにはある。後は黄華星の更生さえ出来れば完璧に平和だ。
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