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遭遇Ⅳ
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「お前… もうガッチガチじゃん」
ベンチに横たわる俺は 下半身を露わにして
国見にされるがままになっている
「…あ…国…見…」
今まで感じた事のない刺激に
頭が真っ白になっていく
「…感じすぎじゃない⁇」
溜息混じりの声にすら反応してしまう自分が
スゴく恥ずかしく思えた
「お前 こういう時はMなんだ⁇」
ハッと国見が短く笑った
「…Mって⁇…何…だよ…」
「…お前 それ本気で言ってんなら
思春期の男子としてどうなの⁇」
そんな事を言われながら手の動きを早められて
ゾクゾクとした感覚が背中を這っていった
「ああああああああ‼︎」
ドクッと何かが放出された後に
何とも言い難い感覚に落ち入る
肩で息をする俺の上で
国見の服の擦れる音が聞こえた
「…イクの早」
国見の下半身が露わになって
自分の指を 国見自身の尻に埋めていた
グチャグチャと聞こえる音が凄く卑猥で
でも下から見上げる国見がスゴく綺麗で
俺は見入ってしまっていた
「…何ジロジロ見てんの⁇
コレ 本当はお前の役割りなんだけど⁇
だから 童貞は面倒くさくて嫌なんだよ…」
…俺の役割⁇
良くわからなかったけど国見の竿の部分に触れた
「…⁉︎」
さっき国見が俺にしたくれたように擦ると
国見から色っぽい吐息が漏れ出した
「…ん…っう…はぁ…」
…気持ち良いのかな⁇
国見の指が埋まる場所に
手を伸ばそうとしたけど届かなくて
俺はむくりと上半身を起こした
「…あ」
身体を起こすと顔が目の前にきて恥ずかしくなる
毎日見ていた筈なのに全然違う人のように感じた
「…何⁇」
また睨まれたのに全然怖くなくて
俺は国見の指を抜いて 自分の指を差し込んだ
「…く…ん…」
俺の肩に手を置いて俯きながら目を閉じている
時折ピクっと身体が動き 何だか嬉しくなって
さらに指を動かそうとした
「…もういいから」
急に指を抜かれて 国見が俺の上から降りる
その姿にドクンと心臓が騒ついた
…また⁇ …また要らないの⁇
ジワリと涙が浮かぶのを感じて慌てて拭った
国見は鞄をガサゴソと漁ると
小さい袋を持って戻ってきた
ビリっと破くとフッと其れに息を吹きかけている
…何だろ⁇ …風船⁇
今何の必要が⁇と首を傾げる
「…お前 まさかゴムも知らないのかよ⁇」
目をパチパチさせる俺を余所に
国見が溜息をつきながらゴム⁇を俺の物に被せた
「えっ⁇ えっ⁉︎」
何が何だか よくわからなくて 狼狽えていると
また 国見が俺に跨り
先程とは比べ物にならない程の快感が走った
「あ⁉︎ う…あ⁉︎」
意識がぶっ飛びそうでベンチを強く掴む
快感の原因を探るように下を見ると
俺の性器がさっきまで指を入れていた所に
ズッポリと入っていた
「あ…あ…国…見…」
「煩い 黙って」
目を瞑り 顔を上に向けながら揺れる国見
黙れと言われ 手で口を覆う
息苦しさに耐えがたくなった時
国見がその手を外してくれた
「…あのさ 黙れとは言ったけど
息はしてくれて良いからね⁇」
本当バカ…と言われ そのまま身体を押されて
俺はまた仰向けに寝そべる形になった
「…ん…ふ…」
襲い来る快感の狭間で 国見の顔を盗み見る
眉間に寄った皺とか キュッと結ばれた口とか
何時もと違う表情をしていて…
「…何 泣いてんの⁇」
言われて目に手をあて
自分でも無意識に溢れた涙に
戸惑いを隠せなかった
「…そんなに嫌なら止めるけど」
そう言って 国見がズルっと引き抜こうとした
ダメ…もう…必要ないなんて…言わないで…
無意識に国見の腰を掴むと 態勢を逆転させると
ガンっと国見の身体がベンチに当たる音がした
「痛って‼︎ …ふざけんなよ」
国見の顔を見るのが恐くて
何処かに行ってしまうのが嫌で 国見の身体に
ギュっと抱きつく形になってしまった
「お前何なの⁉︎ とりあえず離れろ‼︎」
国見の制止を聞かずに本能のままに腰を動かした
「おい‼︎ バカ‼︎ やめろ‼︎」
国見の抵抗を無視して続けると
ある一点を掠めた時に国見の身体が大きく跳ねた
「あ‼︎」
ギュッと腕のジャージが握られて嬉しくなった
…此処が気持ち良いのかな⁇
さっきの所を探るように腰を揺らす
「バッ‼︎…カ…止めろ‼︎」
其処を突くと国見の中がキュウキュウと締まって
俺もスゴく気持ちよかった
「あ…国見…」
さっき感じたゾクゾク感がまた俺を襲う
「…イキたいなら 勝手にイケよ」
フイっと俺の顔がある方と反対に顔を向けられて
何故か胸がギュッとなったけど
何でかはよく解らなかった
思わず動きを止めると 今度は国見が動き出す
「…この体勢だとしづらいんだけど」
そう言われて俺はまた腰を動かす
このままの状態で あの感じを味わいたかった
「あ…あ‼︎ また…くる‼︎」
「…ん…は…」
さっき見つけた場所をまた重点的に突く
「あ‼︎ お前‼︎ そこばっか…ああああ‼︎」
国見から声が上がったと思うと
俺をめちゃくちゃに締め上げてきた
「…あ‼︎」
ビクンと俺のも脈打って
ドクドクとまた何かが出るのを感じていた
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