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さらなる変化
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そして、さらに大きく変わったのは
「そろそろ寝るかぁ。」
「そうだね。じゃあおやすみ。」
「なぁ湊叶、今日は一緒に寝ないか?」
そう、湊叶は俺の寝室で寝なくなったのだ。
そして今日も、
「ごめん。俺寝相悪くなったから、危ないよ。」
湊叶は苦笑いをしながら自分の部屋に入っていった。
前より、俺の事を呼ぶ回数が減っている。
だいたい、《ねぇ》か《あのさぁ》が多くなっていた。
独りで寝るのをひたすら嫌がっていたのにいまは、進んで俺を避けている。それほど俺と寝るのが嫌なのだろう。
湊叶にも俺自身にも、イライラして仕方がない。
何故いきなり俺をさけるようになった?
何故おれはそれを湊叶に直接聞かない?
そんなことばかり頭の中を占めていた。
そろそろ俺もかなり限界が近いなぁ。
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