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添い寝
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それから俺らは、何度もキスをしながらたわいもない話で盛り上がっていた。
「でね、悠弥がね、珍しく野島と会長の事心配しててさ。あれは貴重だよ!」
俺と一ノ瀬はベッドに横になり、向かい合った状態だった。
俺は悠弥の珍しい行動を少し興奮気味に話した。
「へぇー、そうなんだァ。で?」
まったく興味無さそうに、俺の話に頷いている。
はいはい。興味無いのね。
「もう寝ようかな?」
俺はちょっとだけ嫌味を込めて、布団へ潜り込んだ。
「そうだな!さぁおいで。」
待ってました!とばかりに一ノ瀬の顔が明るくなる。
ホント子供っぽい。
一ノ瀬は自分の片腕を横に広げた。
どうやら腕枕らしい。
俺も腕枕に頭を乗せ、一ノ瀬の胸に顔を押し付けた。そして、ちょっとだけ深いキスをして俺たちは眠りに落ちた。
「おやすみ。一ノ瀬」
「おぅ」
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