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(おまけ)温泉1
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克樹君と二人で、バスに乗って、近くの温泉に行きました。
僕は、克樹君に見られないようにガードしていました。
せっかく二人で行ったのに、緊張して、すっごい離れてました。
無料休憩室で休もうとしたら、俊也先生が通りがかりました。
「え、なんで? また、パトロール?」
と克樹君が声をかけました。
俊也先生は、びっくりした顔をして、
「お家の人といっしょに来たの?」
と聞いて、克樹君が
「違うよ。デートだもん」
と答えました。
俊也先生は、困った顔をしていました。
すると、葉月先生が来て、
「俊也、どうした?」
と言いました。
俊也先生の顔が赤くなりました。
葉月先生は、すぐ僕たちに気づきました。
「わあ、びっくりした。二人で来たの?」
と聞きました。
「だめだよ」
と俊也先生は言ったけれど、
「平気だよ、ねえ?」
と言われたので、僕たちはついていきました。
そこは有料の休憩室でした。
「先生たちのデート邪魔して、すいません」
と克樹君が言うと、
「俊也、お前、カミングアウトしてるの?」
と葉月先生が笑って言いました。
「おい、葉月、誤解を招くようなこと言うなよ。別にデートじゃないからね」
「えー、先生の彼氏、葉月先生だったの?」
「彼氏じゃないって」
「彼氏でしょ? 二人で温泉とか! わーやらしー」
「克樹に言われたくないなあ」
「勝平君、久しぶりだね」
「はい」
「君たち二人は、あいかわらず仲がいいんだね」
「恋人同士です」
克樹君が言った。
「僕、気になっていることあるんですけど」
「何?」
「去年、公園でチューしてたら、先生にスマホ没収されたんだけど、僕の自撮りエッチ写真はどうでもいいですけど、お宝の勝平の初めて僕に触られていっちゃったエッチ動画は、見られたのか気になりました」
葉月先生は、笑って、俊也先生に聞きました。
「見たのか? 俊也」
「見てません」
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