アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
23、お隣さん
-
翔太が「あっ」って顔のまんま固まってる?今俺達なんか変なこと言った?よく分からなくて恭を見た。やっぱり俺と同じなのかきょとんとした顔をしていて、二人で顔を見合わせてしまった。
そこでやっと翔太が動きを取り戻していた。
「生まれた時から一緒だったとは聞いてたけど、家まで隣とは聞いてないぞ?芦田圭クン?」
「ん?言ってなかったっけ?あん時俺落ち込んでたから、細い事まで言ってなかったかも」
恭に敬語を使われた時には、あまりのショックに翔太に俺と恭の関係についてあまり深くは説明していなかったんだな。俺。
「ああ、今初めて聞いたよ。もしかして、この学校にも恭クンを追って入って来たとか言わないよな?」
図星だ。なんて口が裂けても言えない雰囲気。俺は照れと興奮で顔が真っ赤だろう。恥ずかしくてしかたない。
「・・・だってしょうがないだろ?心配だったんだから。コイツ人見知りだし、その癖隙だらけなんだから」
恭は何故だか耳まで真っ赤に染まっていた。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
23 / 75