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52、ピアス
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電車を乗り継いでやってきた、ちょっと遠めの街。恭の持ってる地図をたよりに店を目指す。
恭が電車に乗っている時に教えてくれた。
『この店ってね、店内にある素材を選ぶとね、オリジナルのデザインでピアス作ってくれるんだって』
恭は肩耳にしか付けるつもりしかないみたいだから、半分俺が払って片方俺が貰おうと思っている。さっき恭に話したら、
『そうだね、ほんとにお揃いになるね!』
って言ってくれた。
ちょっと迷ったけど、それらしき店を見つけた。
「あったー!!」
恭は嬉しそうに店に入っていく。
店に入るといろんな素材が並んでいる。
「初めてのピアスなんだから、あんまり大きなの選ぶなよ」
恭はまず、土台を選んでいる。
「決めたよー」
見てみると小さな石の台座が2つあって小さな突起がついている
「裏に文字掘ってもらえるって。・・・あと、石の片方選んでよ」
恭がもぞもぞ恥ずかしそうに言った。
「分かったよ。あと裏の文字『K to K』と今日の日付けにしようぜ」
恭は嬉しそうにカウンターに戻っていった
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